
八王子市のグリーンヒル寺田では、八王子市-UR都市機構-法政大学が協定を締結し、学生プロジェクトも積極的に参画し、地域の方々とも協働して、コミュニティの活性化に取り組んできました。商店街の空き店舗を、改修工事やDIY(手づくりのイノベーション)で再生させてコミュニティスペース『グリーンヒルおひさま広場』をオープンさせてからは、自治会等と三者、そして学生の協働で「誰でも気軽に立ちよれる居場所づくり」「住民による主体的な地域参加」のため話し合いを重ねて来ました。ついに、一つの結実の形として“住民カフェ”がはじまります。『グリーンヒルおひさま広場』で、4月20日から週3日、火・木・金の11:00~16:00まで開店します。地域の方が、自らの手で、地元の暮らしを豊かにする奮闘を、寺田をフィールドに活躍する学生と一緒に、全力で応援していきたいと思います。
▽経緯
3月初旬
三者と自治会等が協働して「グリーンヒルおひさま広場 運営委員会」を立ち上げ、グリーンヒル寺田及び周辺地域へ「おひさま広場 住民カフェスタッフ募集」を開始しました。
3月28日(火)14時~
住民カフェボランティア説明会、開催
参加者は、予想を上回る19名。これまでの寺田の活動や、おひさま広場開設の目的、そして、他地域での先駆的事例などをご紹介したのち、19名それぞれの方から声をお聞きしました。その中で「寺田に引っ越してきたので、地域の方との繋がるきっかけになればと思って」という方が4名いらっしゃったり、仕事を終えられて地域で活動をはじめたいと思われた方や、講座やイベントに参加して楽しかったから、などの方も複数名いて、参加したいというニーズを持つ方と新しく出会えたことに、開催者側も感激しました。
4月10日(月)10時~
住民カフェボランティア、初回ミーティング、開催
とてもやる気のある5名の方々により、週3回で開室することが決まりました。
また、入室時に100円いただく方式ではなく、1杯100円で飲みもの提供を有料にすることや、シフト、スタート日を決めた後、開室するときに必要な鍵の管理、シャッターの開け閉め、珈琲マシンの使い方、室内レイアウト等、@団地の学生2名と一緒に、どんどん確認して準備されていました。実は、この住民カフェのスタートは、おひさま広場を定期的に1日でも多く開室して、団地のみなさんに知ってもらいたい、という想いもあってはじまるのですが、カフェボランティアさん達の楽しむエネルギーで、出会いの生まれる素敵な地域交流カフェが誕生するかもしれないなと、期待が高まりました。
▽住民による、おひさまカフェ(仮) 開催場所
●グリーンヒル寺田 寺田商店街、グリーンヒルおひさま広場 (元お蕎麦屋)
●アクセス: 京王高尾線「めじろ台」駅下車 京王バス『法政大学行き』または
『グリーンヒル寺田行き』10分『寺田センター』下車 徒歩1分
http://www.ur-net.go.jp/akiya/tokyo/map/map_20_3370.html