
テレビドキュメンタリー・アーカイブは、流れ去ったドキュメンタリー番組をよび戻し、時間の彼方に散在していた記録と記憶を、「いま、ここで、私たち」に召喚する。
述べ8時間超の「水俣」と「原発」をめぐるドキュメンタリー番組の連続上映で、3.11原発震災後に至るまでの戦後日本社会の何が見えてくるのか。それを、番組製作者たちとともに掘り起こす。「しなやかなテレビの手法」と評され、テレビによる調査報道の嚆矢をなしたドキュメンタリー番組『埋もれた報告』の製作者、大治浩之輔も再び語る。
この連続上映会は、アーカイブ研究の成果をメディア、ジャーナリズムの実践的教育のみならず、関連領域の研究と教育とも往還させようとする試みである。
開催概要
日時 | 第1回 2013年6月25日(火)13:30開始 第2回 2013年7月 9日(火)13:30開始 |
---|---|
主催 | 法政大学社会学部 |
会場 | 法政大学多摩キャンパス社会学部棟102教室 (町田市相原町4342) めじろ台駅・西八王子駅より京王バス「法政大学行」 相原駅より神奈川中央交通バス「法政大学行」または「大戸行」 |
コーディネーター | 小林 直毅(法政大学社会学部教授) |
プログラム | 第1回 6月25日 13:30開始 【ドキュメンタリー番組上映1】 ・NHK『ネットワークでつくる放射能汚染地図~福島原発事故から2ヶ月~』 ・日本テレビ『行くも地獄、戻るも地獄~倉澤治雄が見た原発ゴミ~』 【制作者トーク1】 水島宏明(法政大学社会学部教授『行くも地獄、戻るも地獄』制作者) 【ドキュメンタリー番組上映2】 ・NHK『苦渋の決断~水俣病40年目の政治決着~』 ・NHK『不信の連鎖~水俣病は終わらない~』 【制作者トーク2】 山口智也(NHKディレクター、『不信の連鎖』制作者) 第2回 7月9日 13:30開始 |
参加費 | 無料 |
申込方法 | 事前予約不要 |