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いちょう塾:「武相学」と「地域まるごとミュージアム構想」に関する講座を開催

いちょう塾:「武相学」と「地域まるごとミュージアム構想」に関する講座を開催

八王子市の生涯学習講座『いちょう塾』の一環として、2015年5月16日(土)、「『武相学』での学びと地域まるごとミュージアム構想 ~武相学のすすめ(1)~」が開催され、本学現代福祉学部の馬場憲一教授が講義を行いました。

『いちょう塾』は八王子市が、八王子地域にある23の大学や短大などと協働して、市民に学びの機会と場を提供する市民大学。会場となった現代福祉学部301教室に、市民の方30人、学生30人が集りました。

「武相(ぶそう)」とは、かつての武蔵国と相模国の境界の地域、つまり八王子市など東京都旧南多摩郡と、神奈川県相模原市のあたりを総称する言葉です。まず、その武相地域について「地域学」のアプローチで学ぶ、「武相学」の考え方が示されました。「地域学」は、1970年代半ばから起こり、2000年代に入って高まってきた学問的視点で、地方分権化や少子高齢社会への対応が迫られる社会背景の中で、住民が自分たちが生活する場(地域)を知り、地域の課題を解決し、愛着や自信を醸成してコミュニティづくりに役立てていこうとする実践的な「学び」のこと。

そうした意識のうえに、「武相学」の展開として馬場教授は「地域まるごとミュージアム」という「エコミュージアム」の構想を提唱しています。「エコミュージアム」とは、「エコロジー(環境)」と「ミュージアム(博物館)」からできた造語。フランスでの先行事例がふんだんな写真とともに紹介されると、聴講者たちが見入っていました。武相地域でも、史跡や文化遺産、各地の産業などをまるごと「博物館」と見なして地域理解のために生かしていこう、そのための調査・保存・研究や交流に住民のみなさんにも参加してもらいたい、と呼びかけていました。

『いちょう塾』の講座としては、7月11日(土)に再び本学で、”武相学のすすめ(2)”として相模原市の城山地域史研究会代表の山口清氏による講座、「武相の江戸時代-津久井と多摩の交流史-」(コーディネーター・馬場憲一教授)が開催されます。申込み方法など詳細は、下記をご参照ください。

<開催報告>
「『武相学』での学びと地域まるごとミュージアム構想 ~武相学のすすめ(1)~」

■実施日時:2015年5月16日(土)14:00~15:30
■会場  :法政大学 多摩キャンパス 現代福祉学部 301号教室
■講師  :法政大学 現代福祉学部 馬場憲一教授
■参加者 :市民30人、学生30人

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<次回開催>
「武相の江戸時代-津久井と多摩の交流史- ~武相学のすすめ(2)~」

■実施日時:2015年7月11日(土)14:00~15:30
■会場  :法政大学 多摩キャンパス
■コーディネーター:法政大学 現代福祉学部 馬場憲一教授
■講師  :山口 清・城山地域史研究会 代表
■申込方法:法政大学地域交流センターまでお申込みください。
①お名前、②ご住所、③電話番号、④メールアドレス、⑤この講座を何をご覧になって知ったか、お知らせください。
▽電話:042-783-3014 ▽FAX:042-783-2167 ▽email:chiiki-kouryu@ml.hosei.ac.jp
■締め切り:2015年6月25日(木)